今回の絵はテーマ的には死体の持つ雰囲気を大事にしたいと思いました。
ただの絵だけど、生気のない、中身がない物的な雰囲気がでればいいなという感じでしょうか。そういう人でも物でもないような何か解らない感じっていうのは恐いと思うんです。
昔、ファミコン探偵倶楽部というゲームで死体の描写がありました。
他にジーザスっていうゲームでも、今まで元気に話していた人が死んでる描写っていうのは恐く映ったものです。さらに後、EVEバーストエラーや、YUNO、遺作などエロゲーの死体描写は凄すぎて衝撃を受けました。
僕はドラマはいまいち見てないですけど、映画やアニメ、漫画などで死の描写を目の当たりにしたとしても、上で言ったゲームで起きた衝撃というのに出会うことはないんですよね。今の作品は死を美化してる感じがして。
ファミコンやPCの当時の18禁ゲーの死体の怖さっていうのは、ホントに目の前で人が死んでる時のそれに近い感覚だったなぁ…と。
時代や年齢というのもあったと思うけども、そんなすごい迫力のある雰囲気をだそうと、それの1万分の1でも出せればなぁと描いて見ましたが、こう脱力した感じがなかなか出なく、あれらのゲーム、絵の凄さを感じました。
しかし欲がでて足とか描いちゃったんで失敗したかもなぁ。